カテゴリ:焙煎機( 11 )

焙煎機の作製6(実験君1号)




最近休日出勤が続いてまして
今回、やっと二連休する事が出来ました。

おかげで、本日
ついに。
焙煎機を完成させる事が出来たのです。



『実験君1号』(JK-1)と命名いたします。



まずは完成の写真をご覧下さい!!




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(既製品の各種部品、各種機能につきましては、小型焙煎機の作製1. 2. 3.を、ご参照ください。)



長かったですね〜。
よくぞ、あきらめないで、ここまでやってきたと思います。

自分で自分をほめてやりたい気分です。

なんとか、格好だけでも
皆様に、完成を報告する事が出来ました。

バンザーイ!!
バンザーイ!!
です。



正面のパネルはこうなっています。
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ふたを開けると、こんな感じ。
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チャフの受け皿は、こんな感じです。
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ちなみに、カバーをはずして
中を見ますと、
こうなっています。
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ドラム内の『撹拌翼』については、
結局、「曲線」はやめて、「直線」で作る事にしたのです。

多少のすき間があっても、
豆が挟まったりしない限り大丈夫と思い、
直線で作ってみました。

こんな感じです。
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テストスプーンは、
このようにして作りました。
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これらの部品を木ネジでつなげます。

ちなみに、下の柄の赤いテストスプーンは、
ロデムさんからプレゼントされた
『特製テストスプーン』です。
何でも、仕事の合間に、ご自分で溶接して作られたそうで
重量感のある、非常に美しい仕上げになっています。
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テストスプーンを取り付けている部分を、内側から見ますと、
このようになっています。
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これは、組み立て中の写真です。
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最終的に、
以前作った、テーブルに設置する事にしました。
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次回は、
テスト焙煎をしてみようと思います。
by tonnkiti2002 | 2006-04-03 00:22 | 焙煎機 | Comments(18)

小型焙煎機の作製5


きのうの休日。
たのんであった焙煎機が到着しました!!


「焙煎機」と言っても、加工した部品ですから
まだまだ、組み立てや調整が
これからな訳ですけれども、
何はともあれ、
設計したものが、
形となって手元に到着したのですから、

まずは、めでたい事です。


箱を開けますと、
こんな感じです。
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中から取り出してみますと、、、、

これがシリンダーです。
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右のものが熱風タイプ。左が直火タイプになります。
パンチングメタルは、φ4mmのものを使っています。
筒の部分は厚みが2mm。底の部分が3mmとなっています。

熱風タイプの方の2mmは、ちょっと厚すぎました。
重いため、モーターの能力が追いつくか心配ですし、
厚いため、バーナーの能力が足りないかもしれません。

直火タイプの方は、
まあまあ、行けそうな感じでしょうか。



つぎに、これが前後のパネルになります。
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左が前面パネル。右が背面パネルです。
厚さは3mmですので、
かなり重量感があります。

前面パネルには、テストスプーンを差し込むための
長さ30mmのパイプが溶接してあります。



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左がシリンダーのカバー。中央がモーター取り付け台。左がスイッチ盤になります。






面白いので全部出して
並べてみました。
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これは、右側の側面パネルです。
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パーツが分かれているのですが、
つなげると、このようになります。
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バーナー取付け台です。
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これがバーナーですので
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このようにして、台に取り付けます。
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仮り組みに移ろうとして
実際に、側面パネルにネジを通してみた所
0.5mmほど幅が足りない事がわかりました。
ネジ棒が入っていきません。
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設計のミスです。
寸法の指定を間違えました。

早速。ヤスリで削って調整です。
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いつもは、金属加工が苦手で、あまりやりたくはないのですが、
もうそんな事は言ってられません。
切削油を注しながら、
ひたすらヤスリがけをして寸法に合わせます。


そうこうしているうちに
また、不具合が見つかりましたので
今度は、金切りノコで切り込みます。
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部品を少しづつ整えながら、
仮り組を進めます。
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やっとこ、
ここまで来たんだなー。
と。
感慨ひとしおです。

思わず遠くまで来てしまいました。

はじめは、ほんの思いつき程度だったものが
『ついに、こんな事になってしまいました。』
と言うのが正直な感想です。


さて、これからどうなるのでしょうか?

うまく動くのでしょうか???
by tonnkiti2002 | 2006-03-23 01:25 | 焙煎機 | Comments(16)

微圧計の取り付け


前回、新しく設置したガス台に、
今日は、微圧計を取り付けました。

やはり、コンロについているガスコックでは、
調整がむずかしく、
思い通りに火力(=与える熱量)を調整する事ができないので
微圧計が必要と思ったからです。


1.
微圧計を手に入れて、配管すると言う事は、
(モーターやガスボンベを調達したときもそうでしたが)
手に入れる前は、自分にはなじみのない別世界の物で、
いざ買おうと思っても、店探しから何まで皆目見当がつかず、
非常にむずかしくて、いろいろ苦労してしまうのです。

しかし,不思議な物で、一回でもそのハードルを越えてしまえば
二回目は、何の苦もなく、
アーラま〜あ簡単。今まで何を苦労していたんでしょう。と言った具合で、
コンビニで買いものするくらいに、当たり前に
すぐに手に入れてしまう事ができるのです。

一回目と二回目のこの落差。ほんとうに不思議な物です。
あんなに、悩んだりしたのが、ウソの様です。

ですから、
もう一度、微圧計を準備して、配管するなんて事は
すごく簡単。
あっと言う間に、できちゃいます。

こんな感じです。
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微圧計は5kp。外径φ75のものを取り付けました。
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試しにガスボンベの元栓を全開にして量って見ると
針は2.6kpaを差しますので
微圧計は5kpaではなくて最大3kpaのものを準備した方が良いと思いました。



2.
早速。コロンビア・エメラルドマウンテンを300g焼いてみる事にします。
今日の進行はこんな具合です。

 予熱130℃で投入

 94℃から始まり火力は0.6kpa スライド式の排気は0mmで閉めた状態。

  5分後137℃で火力を0.7kpaに、排気は0mm.

  9分後170℃で火力を0.8kpaに、排気は10mm

 10分後180℃で火力を0.9kpaに、排気は10mm

 13分後204℃で一ハゼ。火力を0.8kpaに、排気は15mmに

 17分後225℃でニハゼ。火力を0.4kpaに、排気は40mm

 二ハゼのピークが来る前に終了(18分ちょっと前)

煎り上がりはこんな感じです。
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豆をかじって見ますと、
まず香ばしい甘さ,次にかすかな酸味が、
そしてどんどん酸味が強くなり、
後味は甘みが残る感じ。

最近、失敗続きだった「いやな苦み」が消えているので
「もしかして、うまくいったのでは?」と言う期待感があります。
しかし、酸味が強すぎるかも、、、

3〜4日たってから実際にいれてみないと、
何とも言えませんが。


3.
さて、「微圧計」ですが、
効果は、なかなかいいです。すごいです。
火力調整が、とても簡単に、しかも正確にできます。
必須アイテムのような気がしました。
どうして今までやらなかったのだろう。
何とつまらない苦労をしていたんだろうと
後悔しました。
今回、付けてみてよかったなー。とつくづく思いました。

今までの火力調整は、炎の高さを見ながら、コックに付けた目印で
カンにたよってやっていたんです。
「強め」「中くらい」と言った程度の目安でしか、やっていなかったわけです。

今回微圧計を使ってみて
炎の大きさは、いかに、当てにならないか、
また、判別がむずかしいか、と言うことが、今更ながらよくわかったのです。

試しに、炎の大きさと、ガス圧の関係を撮影してみました。

a0042726_027431.jpg2.6kpa(最大)









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a0042726_03235100.jpg1.5kpa









a0042726_0345058.jpg1.0kpa









a0042726_0365981.jpg0.8kpa










a0042726_0382336.jpg0.5kpa









a0042726_046056.jpg0.1kpa










ガス圧が小さく変化したくらいでは、
炎の大きさはほとんど変化しません。
(熱量の変化が、炎の変化にはあまり敏感に反映されていないのです。)
今までは、焙煎曲線のイメージを
炎の大きさを目安に作っていた所があって
うまくいかなかった事が多かったのだと思いました。


今後は、
炎の大きさではなく、
微圧計の数値で、焙煎曲線をイメージしながら焙煎を行い。
そして、
修正を加えていきたいと思っています。
by tonnkiti2002 | 2006-01-30 00:48 | 焙煎機 | Comments(24)

焙煎コーナーの新設


自室に、
焙煎専用のガス台を作る事にしました。
(焙煎コーナーの新設を思いついたのです)


1.
ほんとうは、
専用の焙煎室が欲しいところなのですが、
賃貸の部屋では、当然、できそうにも有りません。

今までは、キッチンのガス台の上に
その度ごとに、焙煎機を設置して
その度ごとに、片付けていたので、
やはり、なにかと不便だったわけです。
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専用の焙煎室とまでは行かないまでも
自室に専用の焙煎コーナーが設置できれば、
いつでも好きな時に、
一定の環境で、焙煎作業ができるわけですから
理想に一歩でも近づけるような気がします。

自室で焙煎を行うには、
キッチンとは違って、
ガスがない。換気設備がない。など、いろいろ問題が有りますので、
それらを、ひとつひとつ解決する必要が有ります。

今までは、
何となくめんどくさがって、やらずじまいでしたので
今回は、なんとか、そこを乗り越えて
新しい焙煎コーナー作りに挑戦してみる事にしました。


2.
設置場所は、
自作した「棚」と「机」の間の、
デッドスペースを使う事にします。

ここです。
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幸い、ここは窓際ですので、換気扇も取り付けられそうです。
また棚の側板にビスを揉んで、直接台を取り付ける事も可能です。


ガスは、
都市ガスの元栓が、部屋までは来てませんので
ナイアガラさんに倣って、
LPガスをボンベごと購入する事にしました。
(ネットで調べてガス屋さんに電話し、配達をお願いしました。)
これです。
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ガス屋さん曰く、5kgのボンベまでなら室内に置いても良いそうです。
安定器も別途取り付けてもらいました。


換気扇は、窓取り付け用のものを
ネット通販で7300円で買い、
組み立て、取り付けを行いました。
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カーテンは、火のそばでは危険ですので、ブラインドとなっています。


ガス台はユニオンから専用のものを
買いました。
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設置用のテーブルは、木製とし
寸法を測り、ホームセンターで材料をカットしてもらい
自分で組み立てます。
材料はこれです。
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天板の取り付け状況です。
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汚れを防ぐためと、ビスの頭を隠すために
プリント合板を木工用ボンドで貼付けました。
側面には、ステンレス板を両面テープで貼付けました。


設置後の様子です。

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ボンベは、普段は、
棚の下のロールスクリーンの中に隠します。


a0042726_1781725.jpga0042726_1783977.jpg(写真左)
机と棚の間に設置


(写真右)
自作コーヒー棚と焙煎コーナー



できました!!
これで、焙煎コーナーの完成です。


部屋内に煙が広がらない様に
換気扇にフードを付けるとか
台の下の部分に、焙煎豆の冷却装置を取り付けるとか
今後、色々な追加も考えられそうです。
少しずつ楽しみながらやっていこうと思っています。


3.

a0042726_17335879.jpg新しいガス台になりましたので
早速、焙煎を試してみる事にしました。

ガスの調節レバーは、操作が微妙で
一応サインペンで、目安の印をつけてみましたが
火力の調整が難しいようです。




a0042726_1738192.jpgコロンビア300gを20分ほどで
フルシティー程度に焙煎しました。
新しいガスコンロに早く慣れるように
何度か練習をしてみたいと思います。
by tonnkiti2002 | 2006-01-22 17:44 | 焙煎機 | Comments(21)

小型焙煎機の作製3(第1回中間報告)

中間報告できるほどには、まるで進んでいないのですが、
「あきらめずにやっていますよ。」
「ほんの少しでも進んでいますよ。」と言う意味を込めまして、
第1回中間報告といたします。


ガス配管について

 
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すこし気になる所がありまして
それは、微圧計を取り付ける部分のガス配管なのですが、
実は、あそこは、やり方がわからず、
知り合いにタダで作ってもらった所でして
完成品を見ると、想像していたより太くて、重さもあり
もうひとまわり細い管にしないと、
バランスが悪いな、と思っていたのでした。

そもそもご好意で作っていただいたものですから、
感謝以外の何物もないのですが、
やはりそこはひとつ、納得のできる様に細い管に作りなおそうと思いました。

(その後は、配管の取り付け方法を決め、
 取り付け位置の寸法を確定したいと思っています。)


以下に、「配管の基礎」と言いますか
寸法や部品名をまとめておきます。

1. 配管サイズ(ネジ径)

 管の太さの呼び名は、ネジ径によって下のように2通り(3通り)の呼び方があります。

  1/8inch (=1分いちぶ) → 6A
  1/4inch (=2分にぶ ) → 8A
  3/8inch (=3分さんぶ) → 10A
  1/2inch (=4分よんぶ) → 15A
  ・・・・・

最初に15A(ネジ径12.7mm)で作ってもらった物を、
今度は自分で、10A(ネジ径9.525mm)に変更しようと思います。


2. 配管の種類

a0042726_2231085.jpg名称:エルボ
用途:配管の曲がりに使用する
値段:153円×2








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名称:ソッケト
用途:パイプの接合に使う
値段:153円×1






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名称:チーズ
用途:配管のT字の分岐に使う
値段:234円






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名称:ニップル
用途:配管の継手に使う
値段:56円×4






a0042726_22252574.jpg名称:ホースニップル
用途:配管とホースのつなぎに使う








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名称:ストップ弁
用途:流量の調整に使う
値段:631円








a0042726_2223218.jpg名称:シールテープ
用途:ネジ山に3回ほど巻き付けてから、
   ねじ込む事によって
   ネジ山どうしのすき間をふさぐ
値段:150円






3.工具

丸い管をしっかりと締め付けるには、
モンキースパナやペンチ、プライヤー等では
滑ってしまい、使用する事ができません。
専用の工具『パイプレンチ』が必要と成ります。
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以上の材料と工具を使う事により
15Aの配管を10Aに変更する事ができました。

右が15A,左が10A
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4. 取り付け金物

取り付け及び固定は、写真の通り
「U字ボルト」で締め付けて
「ブラケット」に固定する方法で行いました。

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この、完成したユニットを
本体右側にネジ止めで、取り付ける予定です。




発注先(板金加工)について


金属板を曲げたり、切ったり、穴をあけたり、溶接したり。
このような加工はどこにお願いすれは良いのでしょうか?
(自分でおこなえれば最高ですが、工具も技術もないため外注を考えています)

いつも参考にしているTUJIMOさんの『COFFEE ARCHIVE』では
「ケーアイ工業株式会社」(http://www.ki-corp.co.jp/)に
注文している様です。
個人の注文にも、細かく対応してもらえるようで、
第一候補として考えていました。

また、先日、職場の近くで良さそうな所を発見しました。
ここです。
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表の看板には「精密板金加工」と出ています。
以前から、ある事は知っていたのですが
個人の物は受け付けてくれないのではと、
勝手に思い込んで躊躇していたのです。
先週思い切って事務所に飛び込みで聞いて見たところ、、、、

『あのー。個人の注文なんですけど。できますか?』

『いいんじゃない。いいとおもうよ。』
と、あっけない、返事です。

『じゃあ、今度、図面持って来ます!!』と言って帰ってきました。

後は図面を作るだけです。
そうすれば、図面をもとに打ち合わせもできますし
「ケーアイ工業」と両方で見積りを取って
安い方に発注をかければ良い訳です。


作 図

早速、連休を使い、図面を2枚ほど仕上げました。
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同様の物を、あと7〜8枚作れば、図面が完成しそうです。
年末年始に、時間を見つけて作図し
一月中には、発注がかけられるようにしようと思っています。
by tonnkiti2002 | 2005-12-26 23:42 | 焙煎機 | Comments(25)

小型焙煎機の作製 2 (撹拌翼)

攪拌翼について

小型焙煎機の撹拌翼についてです。

撹拌翼とは、シリンダーとかドラムとか呼ばれている筒状の回転体の中で、
火にあぶられている焙煎豆をかき混ぜる役割をする大切なパーツです。
半熱風であれ、直火であれ、焙煎の方式が変わっても、
生豆に均等に熱を与えるために、
よくかき混ぜながら熱する必要があるのです。

業務用などの焙煎機は、カバーに覆われていますから
普段は、その中にあるシリンダーや撹拌翼を見る事ができません。
小型焙煎機の作製に当たっては
撹拌翼をどのようなものにすれば良いのか?
ナゾの多い所です。

今日は、実際に撹拌翼を作ってみて、実験をして確かめたいと思います。


先行事例、目標

先行例としては
1.『C0FFEE ARCHIVE』TSUJIMOさん
自作焙煎機(半熱風)の中の、kickさんに紹介してもらったpdf.の図。

2.『モノクロ珈琲』sheafさん
井上製作所HR−11のシリンダー内部の写真

3.『移山房』で見せてもらったフジローヤルの内部
等々がありますが、

これらを参考に
1.よく撹拌する事。
2.ドラムを逆方向に回転させたとき、焙煎豆が排出されるようにする事。
この二つを目標にして考えを進めていきたいと思います。



実験装置

頭の中でいくら想像していても、わからないので
手回しの簡易装置を作って実験をする事にしました。

実際に「撹拌翼がどのように働いているのか?」
確かめようと思います。


実験装置は、これです。

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中が完全に見えるようになっています。
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東急ハンズをうろうろしているとき、
たまたまアクリル製の円筒を見つけて、この実験を思いつきました。
アクリルの筒の大きさはφ150mm×高さ200mmで
実際に予定している筒よりも、ひとまわり小さなものになっています。
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各部品は、本番用のものをそれぞれ利用しています
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シリンダーとシャフトをつないでいるのが『シャフトホルダー』です。

シャフトホルダーφ10

a0042726_20594798.jpg名称:縦型シャフトサポーター
メーカー名:オザック精工(株)
型番:SFW10
価格:1900円






フレームパイプ

a0042726_211090.jpgアルミパイプの端部にナットを仕込んで、
前面と後面のアクリル板をネジ止めできるような
フレームパイプを4本作りました。







スチロール板を翼の形に切り抜いて、筒の中にセロハンテープで貼付け、
生豆200gを実際に入れて回転させてみる事にします。




撹拌翼の形状

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図1のように、円筒形の断面は、楕円形です。
図2の様になるように職場のK山君にCADで書き出してもらい、撹拌翼の基本形としました。
(K山くん、ありがとう。)




実験


A.
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羽を四枚螺旋状になるように貼付けます。

a0042726_248287.jpga0042726_2494829.jpg









回転方向を変える事によって、豆が奥から手前に移動し素早く排出する事ができました。
問題点としては、焙煎時に豆の位置が奥の方に偏りすぎていることがあると思いました。



B.
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羽を中央で半分に切りずらして貼付けました。中央に隙間を作り豆のかたよりを防ごうとしたのです。

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豆の片寄りが少なくなりましたが、完全に良くなったと言うほどではありません。
豆の排出は、残りなく行われますが、Aに比べて時間がかかる様です。


その他
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その他いくつかのタイプで試してみましたが、結論としては、AまたはBが現在有力であると思われます。

またその他の問題点として、全面パネルと撹拌翼の間に豆が挟まり、回転に引っかかりが出る場合があるので、全面パネルと羽の隙間の距離は5mm〜10mmの間で調整が必要と感じました。また排出口にも豆が引っかかる事があるので改良が必要と成りそうです。


まとめ

・豆の排出は回転方向を変える事により楽に行える事がわかった。
・AまたはBで検討する。
・豆の引っかかりを防ぐ調整が必要。
・スプリングタイプの蝶番は有効である事がわかった。

以上,予想より良くできたなー。と思います。
とんきちでした。
by tonnkiti2002 | 2005-12-12 03:36 | 焙煎機 | Comments(22)

小型焙煎機の作製1


はじめに

小型焙煎機を作ろうと思い立ったのは、今からちょうど一年ぐらい前。
思い立ってから半年くらいは、図面を書いたり、部品を探したりして
精力的に取り組んでいたのですが、
その後は、未完成のままで、ほったらかしにしていたのです。
前回、手回し焙煎機の改造が一段落しましたので
ここらでもう一度、小型焙煎機の作製に取り組もうと思い直しました。

今回は、おさらいと言う事で
半年ほど前の製作が、どこまで進んでいたか、どんな事を考えて作っていたか、
その辺をここでまとめて置きたいと思います。


きっかけ

きっかけは、なんと言っても、
ノンタンさんの『フレーバーコーヒーのホームページ』で紹介されている
「煎っ太郎」をはじめとする一連の小型焙煎機の改造シリーズでしょう。
手回し焙煎機では、焙煎の再現性や作業性に限界を感じていましたし
かと言って、本チャンの焙煎機は買えないと思っていましたので、
ノンタンさんの手法を見て、自分もなんとかできないかと、かねがね思っていました。

それから、決定的だったのは、
tujimoさんの『COFFEE ARCHIVE』で紹介されている自作の焙煎機です。
ここでtujimoさんは、ネットでの部品の調達、板金加工の外注と言う方法で
見事に、シンプルな小型焙煎機を完成させています。
ノンタンさんの所で「自分には金属加工ができそうにもないなあ」と思っていただけに
「tujimoさんの方法ならできそうだ!!」と思い、作製に着手したのでした。


目標

・焙煎能力500g程度
・シリンダーの交換可能(直火→半熱風)
・シリンダーと炎の距離の調整
・シリンダーの回転数の調節 
・排気量の調節
・デジタル温度計による釜内の温度測定
・微圧計によるガス圧の微調整
・LPガス使用  ・100Vの電源でモーター駆動
・その他/キャスター付きで移動可能、チャフ受けの引き出し、テストスプーン等々

色々欲張ってみましたが、「できる所まではやってみたいなあ」と思っていたわけです。
予定としては、1号機はコスト無視の実験機、2号機以後は簡易な実用機、と考えていました。


進め方

方針が外注による製作ですから、相手にわかるような図面が必要です。
図面を起こすには、部品の寸法がわからなければ、書き様がないのです。
また、立体のイメージが湧かずに細部に不具合が出る事も考えられますので
実物大の模型を作りながら製作を進める事としました。

製作の順番としては、

イメージスケッチ
  ↓
 部品調達
  ↓
 作 図
  ↓
 実物大模型

となり、問題があれば元に戻って、同じ事の繰り返しで修正していきます。


スケッチ

なにぶん1年前の事なので、どの段階でのスケッチか忘れてしましましたが
メモ帳に書いていた、思いつきのあれこれを集めてみました。


全体のイメージ   ボディーの展開図         ボディーの構想  テストスプーン
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モーターの取付    キャスター             操作盤
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後日、『COFFEE JANKIES』のrucolaさんの所にも似たような絵があって、ビックリした事があります。
それから、自分だけのアイディアかと思って喜んでいると、井上製作所にも似たような所があって、がっかりした事もありました。



部品の調達

・ベアリング(ピローブロック)

a0042726_22513691.jpgメーカー名:FYH
商品名:ベアリングブロック
型番:UFJ000J
備考:中心軸がφ10のもの、ドラムの軸受けに使う
価格:710円×2
  (民伝動機 http://tamiden.com/)






・モーター(モーター/ギアヘッド/コントロールユニット)

a0042726_2332318.jpgメーカー名:オリエンタルモーターhttp://www.orientalmotor.co.jp/index.html
商品名:ACスピードコントロールモーター
型番:モーターUS206-401/ヘッドギア2GN9K
   コントローラーSOL2M4
備考:シリンダーの回転数を調整できる。
   可変速度範囲(US206-401の場合)
   高速155r/m 低速5r/m
価格:モーター13700円/ヘッドギア4600円
   コントローラー2210円
                       (民伝動機 http://tamiden.com/)


・カップリング

a0042726_23273797.jpgメーカー名:?
商品名:カプリコンミニ
型番:MST-20、8×10
備考:モーター軸φ8とシャフトφ10を直接連結す
  る。弾力性があり芯がずれてもある程度許容
  できる。
価格:2500円
  (民伝動機 http://tamiden.com/)



・バーナー

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メーカー名:山岡金属工業(ヤマキン) 商品名:家庭用たこ焼器「こだま」
型番:Y-03D ,LPガス用  備考:ノンタンさんのページを参考に採用した。
価格:?(東急ハンズ新宿店)


・微圧計

a0042726_23551359.jpgメーカー名:MTB
サイズ:φ75(外径)
範囲:0〜5kpa
備考:三田計器社で直接買った。http://www8.ocn.ne.jp/~mitakeki/
価格:?





・デジタル温度計

a0042726_045394.jpgメーカー名:ドリテックhttp://www.dretec.co.jp/
商品名:クッキング温度計
型番:0-203
備考:使用温度範囲−30°〜+250°
  既製品のケースを交換して小型化を図った。
価格:2360円(東急ハンズ新宿店)







モックアップ(実物大模型)

紙とスチロールパネル(2mm)。木またはプラスチック製のアングルを使って
実物大の検討用模型を作ってみました。

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バーナーの取り付けです。
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上下にスライドし、蝶ネジで固定するように考えました。

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前面パネルの様子です。左が操作盤になります。
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操作盤は、上が温度表示,中が回転方向の切り替えスイッチ,下が回転速度のダイアルと、電源スイッチになります。
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後ろ面のモーター取り付け状況です
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カップリングによるモーターとシャフトのジョイントです。
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微圧計の配管です。これを本体のボディー右に取り付けようと思います。
操作や調整が全て前面に来るように考えました。
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図面

a0042726_0555213.jpg図面は、CADの扱いがわからないものだから、もっぱら方眼紙に手書きとなります。『へたくそでも相手に伝われば良い』『これは作業する方への指示書である』と言う方針で、開き直っています。
少なくても必要な寸法はみんな盛り込まなければと思い、何度も書き直しをしています。









まとめ

本当は、完成させてからレポートしたかったんですが、
自分へのプレッシャーをかける意味でも、中間発表といたします。
かけ声倒れにならない様、完成までなんとか漕ぎ着けようと思っております。
その節には、またこの場でレポートさせていただく所存でございます。
なにとぞ今後ともよろしくお願いいたします。

とんきちでした。
by tonnkiti2002 | 2005-12-05 01:14 | 焙煎機 | Comments(23)

焙煎機の改造2

手回しロースターの改造。できました!!
パチ。パチ。パチ。パチ。
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モーターで回ってます!!
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バンザーイ。バンザーイ。


モーターの取り付けは、こうなっています。
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《パーツについて》

1.モーター

a0042726_21345971.jpgメーカー:オリエンタルモーター
型番:OIK3GN-B
名称:インダクションモーター・3W・42mm
性能他:出力・3W、電圧・100V、
    トルク・12mNm
    回転速度・毎分2400回転
定価:5800円

前回は60mm角の大きいモーターのため、スペースに入りませんでした。そこで、今回は42mm角の小さなモーターを新たに買いました。6Wが3Wになり、力不足が心配でしたが、なんとか回っています。

2.ギアヘッド

a0042726_21515124.jpgメーカー:オリエンタルモーター
名称:ギアヘッド(モーターとのセット)
性能他:減速比・50
    回転速度・60r/min(毎分60回転)
    許容トルク・0.40Nm
定価:5500円

毎分2400回転のモーターを60回に減速しました。
ギアヘッドを変える事により、回転数を変える事ができます。


3.コンデンサー(付属)
1.5μF
コンデンサーを配線しないと、回転しません。配線によって右回り、左回りが変えられます。


4.ギア

a0042726_229193.jpg名称:SS1-34(一方の穴をφ5に加工)
価格:3465円(加工費含む)

『30mm程度の直径で、比は1:1。シャフト側はφ10、モーター側はφ5』
この条件にぴったりの既製品がなかったため、
右側の中穴を小さくする加工を購入時にお願いしました。




5.シャフト

a0042726_2220515.jpg前回は手作りで一応完成させましたが、納得が行かず、シャフトを加工してくれる人を捜していた所、知り合いにやってもらうことになって,大助かりです。
図面を書いて渡し、一週間ほどで作ってもらいました。ステンレスの加工で非常に精度の高いものを作っていただきました。
anBさん、ありがとう。
価格:プライスレス
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6.アングル(モーター側取り付け金物)


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アルミ製のアングルを切断と穴あけにより加工したものです。
絵を描いて、東急ハンズ・新宿店で注文し加工してもらいましたました。
(長穴の加工はできなかったので、自分でヤスリを使い加工しました。)
外注は精度が高いのでとても助かります。仕上げが非常に良くなります。



7.プレート(台座側、固定金物)


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2mmのスチール製のつもりが、途中で気が変わって3mm厚のステンレス製にしました。
東急ハンズで、切断穴あけの加工をやってもらいました。


8.その他

・複数のコードをまとめる時に使う「スパイラル」と呼ばれる、プラスチック材。
・各種ボルト、ナット、ワッシャー
・木製の取手(パイプ加工してある既製品)




《組み立て状況》

「モーター、コンデンサー、コードの配線。」
 友人、電気専門のABさん、がんばる!!
 ABさん、トッテモありがとう。 
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「モーター部分の金物の取り付け」
 とんきち、ちょっとだけ、がんばる。
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《完成》

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 →






改造前                       改造後




《テスト焙煎》

a0042726_2322385.jpg早速、300g焙煎してみました。モーターで回したからと言って、急にうまいコーヒーができるわけもないわけで、トラブルなく回転し、トラブルなく豆の出し入れができたので、ひとまずの成功と言えるでしょう。
手回しから解放され、温度計や時計を見たり、記録を取ったりに集中できるようになり、とても焙煎が楽になりました。モーターがかなり熱くなるのがちょっと心配だけど、
まずは、メデタシ。メデタシ。なのでした。


(次は、小型焙煎機の作成に向けて。GO!!)
by tonnkiti2002 | 2005-11-27 23:43 | 焙煎機 | Comments(15)

焙煎機の改造1(3/8をめぐるあれこれ)

きょうは休日でしたので、
手回し焙煎機の改造に挑戦してみました。

目標は、
手で回している焙煎機を、『モーターで回そう!!』です。

どうやるかと言うと、
まず、ハンドルを取り外します。
かわりに、まっすぐな軸を取り付けます。
その軸に、歯車を付けて、
モーターの歯車と噛み合わせて、
手のかわりに、モーターでドラムを回転させようと言うものです。

絵に描けば、こんな感じです。

(改造前)
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(改造後)
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軸を交換するとなると、
まずはじめに、
この絵の中のネジが問題となります。

この世の中には、いろいろな種類のネジがあるはずです。
どんな種類のネジなら、ここにピッタリとあてはまるのでしょうか?
どうやれば調べることができるのでしょうか?

そこで、東急ハンズに行って、
いろいろなサイズのボルトとナットを実際にいくつか買ってきて
はめてみて、サイズを調べてみることにしました。

ネジなんて本気で探したことがないものですから、
売り場に行くと、本当にいろいろな種類のネジがあって、面食らいます。
M8とかM6とか、3/8とか、5/16とか、さっぱりわからないながらも
近そうなのを少しずつ買ってきて全部はめてみました。
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その結果、ネジの規格は(よく分からないけど)3/8(8分の3)です!!

ネジの規格が3/8(8分の3)に決まった所で、
次は、
先端に3/8のネジのある丸棒を準備しなければなりません。

どうすればよいのでしょうか?
丸棒を買ってきて、自分でネジを作らなければならないのでしょうか?
それならば、直径何ミリの丸棒を買えばよいのでしょうか?
今ついているハンドルの太さを、ノギスで測ると、およそ9.5mmですから
10mm=1cmの丸棒を買ってきて、
3/8のネジ山をネジ切り用のタップで切れば、
作れるかもしれないと、
最初はそう思いました。


しかし、そうは行かないのだそうです。

東急ハンズのおじさん(アドバイザー)によると

・3/8とは、ネジを作る時の丸棒の直径のことである。(=ネジの太さ)
・3/8とは、ネジの太さが1インチの8分の3と言う意味である。
・1インチは25.4mmだから、3/8とは(25.4÷8)×3=9.525mmで、
 およそ9.5mmの太さのネジとなる。
・だから9.5mmの丸棒にネジを切らなくてはならない。
・けれども9.5mmの丸棒は売っていない。売っているのは10mmの丸棒だから
 どうしても9.5mmの丸棒が欲しければ、10mmのを削って作らなければならない。
・ちなみに、M8とかM10とかは、ネジの太さが8mmや、10mmの意味なので
 M10のネジを作りたければ10mmの丸棒で作ればよい。

東急ハンズのおじさんの話をまとめると

1.ネジの番号。ありゃあ、ネジの太さのことだよ。
2.ネジにはMネジとインチネジがあって、
 Mいくつと書いているのはミリメートルを単位として使っていて。
 3/8とか5/16とか書いてあるのは1インチを単位として使っているんだよ。

と言うことになります。


メンドーなわけです。

インチを基本としたものと、ミリメートルを基本としたものが
二つあって、似ていても、当然、互換性がないのです。
おじさんの言うように
10mmの丸棒を削って3/8インチ=9.5mmにするのは、めんどくさいのです。
とてもできそうにありません。

そこで、結論としては、
最初から3/8のネジがついている丸棒を買ってきました。
(これは、モノクロ珈琲でsheafさんが紹介しているものとおなじものです。)
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木造建築で、柱や梁をコンクリの基礎にとめる時に使う、首の長いボルトだと思われます。
(建築では、メートル法と尺貫法の他にインチも使っているんですね)

これで、軸の交換は、うまくいきそうです。
元のネジ穴に、新しい棒がぴったりはまるはずです。


しかし、これでひと安心と言う訳には行きません。


新しいまっすぐな棒に、ストッパーや、歯車が
うまく付いてくれないのです。
なぜなら、
ストッパーも、歯車も、穴の径が10mmのものを、準備していたからです。

実際に買ってきた棒の径をノギスで測ってみると
8.5mmですから、棒が細く、1.5mmも隙間があいて
ぶかぶかと言うことになります。
(これもインチ単位のせいなのでしょうか?)

で、
とんきちは、どうやったかと言うと
0.1mmのアルミの板を、ハサミで長く切って
金属用接着剤を使って、グルグル巻きにしました。
歯車やストッパーの付く所だけ、
10mmになるように、太らせたのです。
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これでやっと、部品の完成です。
(新しい取手は、最初から中のくりぬいてある木の棒を、買ってきました。)
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これを組み立てますと
こうなります。
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取り付けますと
こうなります。
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できた。できた。
と。
よろこぶのも束の間。


このままでは、
モーターを取り付けるスペースがありません。
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それから、
準備してあった歯車では、
外径が小さく、
届きません。
なんとかしなくてはなりません。
どーしよー。

試行錯誤が
まだまだ
続くのでありました。

ずーっと
つづく。
by tonnkiti2002 | 2005-11-04 02:01 | 焙煎機 | Comments(9)

焙煎機 その2

コロンビアがうまく焼けなくて、
10年ほど前?富士珈機のテストロースターを買ってきました。

これにしようと思ったのは、やはり『大坊珈琲店』で使っていて、
よいコーヒーを出していたのを知っていたからです。

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早速やってみました。

思い通りには、
なかなかうまくいかないものですね。

みんながこれだけ、焙煎にのめり込むのは
うまくいかないから。そして、ほんの時々うまくいくから。
その割合が絶妙だからなんだと思います。
(しょっちゅううまくいけば最高です! もお、プロになるしかない。)


しかし、コーヒー焙煎というものは、どこまでが『科学』なんでしょうか!?

そもそも、目標としている「うまい!!」は、一つだけではないし。
目の前にある原料のコーヒー生豆は、
どれ一つとして同じコンディションのものはないし。
その豆の中に、総量としてどれだけの潜在能力・ポテンシャルがあるのかさえも、
完全に潜在能力を引き出しているかどうかさえも
誰一人わかっていない訳ですから。
ある日、コーヒーが「うまくできた!!」と思っても、
それが最高だと言う確証は、ホントは、どこにもないはずなのです。

(だから田口氏は「うまい!!」じゃなくて「正しい!!」をもってコーヒーを基礎付けようとした)
(だからこそ、関口氏のオールドコーヒーを、誰も無条件に批判することはできない。)
(だからこそ襟立氏は、一流=本物を知りなさいと言った。)

よく焙煎7割とか、はたまた最近は、生豆7割とか言いますが、
潜在能力・ポテンシャルの全体量がわからないのでは
何割とか言っても、何の意味もなさないのではないでしょうか?

ある喫茶店で、おいしいコーヒーが飲めたので、話を聞いていたら
マスターが、『豆が5割で、抽出が5割。』と言っていました。
よく聞いてみると、彼は焙煎をしたことがなく、自分の抽出の腕を、
5割分のお手柄だと言っていたのでした。
このような、我田引水は、陥りやすいので、みなさん気をつけましょー。
(生豆に一生懸命な人は、「生豆さえよければ」と言います。)
(焙煎に一生懸命な人は、「どんな入れ方をしてもおいしい。」と言います。)


スミマセン。
脱線してます。

主張じゃなく、報告(レポート)でしたね。
(自分で自分をレポートするのはたいへんです。雑念がどんどん増えます。)


とにかく、悩みながら、本を読みながら、
人の話を聞きながら、
今のとんきちの焙煎機は、こうなっています。


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改良点としては、デジタルの温度計を取り付けたこと。
ふたをスライドさせることによって、排気を調整できるようにしたこと。

本来、このタイプにはフタなんぞいらないと言う向きもございましょうが
『どっりぷ』のマスター川中さんに影響うけて、
まず自分で確かめてみようと思って、可変式のフタを取り付けたのでした。

このフタは、このようになっています。
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ご覧のようにスライドして動きます。
直径およそ5cmの開口部は、一つの穴で空気も豆も出し入れし、
おまけにそこが回転する訳ですから、
温度計を付けるにも、排気筒を付けるにも工夫が必要と成ります。
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川中さんの本『珈琲に遊ぶ』の中で、焙煎を繰り返すことの「目的」の一つとして、
「基本的な焙煎の理論を構築する、と言う目的」が、掲げられています。
モノクロ珈琲のsheafさんなどは、今まさにその最中であると思うのです。

とんきちはここ数年来、コロンビアしか焼いていません。
スプレモが苦くて、マズい気がするので
今では、エメラルドマウンテンばかり、週一回のペースで焼いています。
(失敗した時は、罰として、マズいのを一週間飲むようになります。)
豆の種類を固定して、
抽出も固定して、
焙煎を工夫してなんとかと思うのですが
毎回ブレが多くて、
うまくいったと思えば、またガッカリの繰り返しです。
(うまく行かなかった時、なにが悪かったのかが、わからないんですね、
 ここだろうと思っていじると、もっと悪くなったりして。
 特に火力の調整が問題ですね。家庭用のコンロだと微調整ができない。)

とりあえず、どんなやり方で、例えば前回、焙煎したかと言うと。
(あくまでも、参考までにですのであしからず)
予熱130℃で投入して、最初はフタの隙間5ミリ程度。170℃になったら1cm程度に開き。
15分くらいで1ハゼ。そのとき温度計は210℃。18分頃に2ハゼで、その時温度計は230℃
2ハゼが来たらフタを4cm程度に開き、2ハゼのピーク前に煎り止め。
ステンのザルに開け小型の扇風機で冷やします。
(もう、これで決定している訳ではなく、試行錯誤の途中だと思って下さい。)


焙煎理論の構築。を目指して。
自分にとっての最高のコーヒーができるように願って。
これからもボチボチ、飽きずにやっていきたいと思うのです。
by tonnkiti2002 | 2005-10-27 23:58 | 焙煎機 | Comments(16)