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ごあいさつ


2005年は大変お世話になりました。
2006年もかわらず、よろしくお願いいたします。


暮れの30日から、新年5日まで、実家のある岩手に帰省する予定です。
その間、インターネットが使えない環境となりますので、
お返事など失礼することになるかと思います。
何とぞ、ご理解のほどお願いいたします。

新しい年。皆様の、ますますのご繁栄をお祈りいたします。

                                                                             とんきち




2005年  目 次


Pen(雑誌)
ブレンド(雑誌)

インスタント
インスタントコーヒーのおいしい飲み方

お店
ダフニ(喫茶・豆売り)
珈琲サイフォン社(工場・豆売り)
サンマルクカフェ(喫茶・チェーン)
CAFE丸福珈琲店(喫茶・チェーン)
移山房(豆売り)

道具
円錐形ドリッパー
コーヒーカップ(デミタス)
ドリップポット(ランブルポット)

焙煎機
焙煎機1
焙煎機2
焙煎機の改造1(3/8をめぐるあれこれ)
焙煎機の改造2
小型焙煎機の作製1
小型焙煎機の作製2(撹拌翼)
小型焙煎機の作製3(第1回中間報告)






2005年  おまけ

先日、秋葉原で、温度計を見つけました。
これです。
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測定範囲が-50℃〜300℃、メーカーが(株)マザーツール、品番MT-131
センサーの金属部がφ3.5×120mm、コードの長さが90cmです。
値段が3000円弱ですので
趣味の焙煎には手頃かと思われます。
コードをうまく利用しないと、邪魔になってしまうかもしれませんが、、、、、
by tonnkiti2002 | 2005-12-30 14:14 | Comments(8)

小型焙煎機の作製3(第1回中間報告)

中間報告できるほどには、まるで進んでいないのですが、
「あきらめずにやっていますよ。」
「ほんの少しでも進んでいますよ。」と言う意味を込めまして、
第1回中間報告といたします。


ガス配管について

 
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すこし気になる所がありまして
それは、微圧計を取り付ける部分のガス配管なのですが、
実は、あそこは、やり方がわからず、
知り合いにタダで作ってもらった所でして
完成品を見ると、想像していたより太くて、重さもあり
もうひとまわり細い管にしないと、
バランスが悪いな、と思っていたのでした。

そもそもご好意で作っていただいたものですから、
感謝以外の何物もないのですが、
やはりそこはひとつ、納得のできる様に細い管に作りなおそうと思いました。

(その後は、配管の取り付け方法を決め、
 取り付け位置の寸法を確定したいと思っています。)


以下に、「配管の基礎」と言いますか
寸法や部品名をまとめておきます。

1. 配管サイズ(ネジ径)

 管の太さの呼び名は、ネジ径によって下のように2通り(3通り)の呼び方があります。

  1/8inch (=1分いちぶ) → 6A
  1/4inch (=2分にぶ ) → 8A
  3/8inch (=3分さんぶ) → 10A
  1/2inch (=4分よんぶ) → 15A
  ・・・・・

最初に15A(ネジ径12.7mm)で作ってもらった物を、
今度は自分で、10A(ネジ径9.525mm)に変更しようと思います。


2. 配管の種類

a0042726_2231085.jpg名称:エルボ
用途:配管の曲がりに使用する
値段:153円×2








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名称:ソッケト
用途:パイプの接合に使う
値段:153円×1






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名称:チーズ
用途:配管のT字の分岐に使う
値段:234円






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名称:ニップル
用途:配管の継手に使う
値段:56円×4






a0042726_22252574.jpg名称:ホースニップル
用途:配管とホースのつなぎに使う








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名称:ストップ弁
用途:流量の調整に使う
値段:631円








a0042726_2223218.jpg名称:シールテープ
用途:ネジ山に3回ほど巻き付けてから、
   ねじ込む事によって
   ネジ山どうしのすき間をふさぐ
値段:150円






3.工具

丸い管をしっかりと締め付けるには、
モンキースパナやペンチ、プライヤー等では
滑ってしまい、使用する事ができません。
専用の工具『パイプレンチ』が必要と成ります。
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以上の材料と工具を使う事により
15Aの配管を10Aに変更する事ができました。

右が15A,左が10A
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4. 取り付け金物

取り付け及び固定は、写真の通り
「U字ボルト」で締め付けて
「ブラケット」に固定する方法で行いました。

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この、完成したユニットを
本体右側にネジ止めで、取り付ける予定です。




発注先(板金加工)について


金属板を曲げたり、切ったり、穴をあけたり、溶接したり。
このような加工はどこにお願いすれは良いのでしょうか?
(自分でおこなえれば最高ですが、工具も技術もないため外注を考えています)

いつも参考にしているTUJIMOさんの『COFFEE ARCHIVE』では
「ケーアイ工業株式会社」(http://www.ki-corp.co.jp/)に
注文している様です。
個人の注文にも、細かく対応してもらえるようで、
第一候補として考えていました。

また、先日、職場の近くで良さそうな所を発見しました。
ここです。
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表の看板には「精密板金加工」と出ています。
以前から、ある事は知っていたのですが
個人の物は受け付けてくれないのではと、
勝手に思い込んで躊躇していたのです。
先週思い切って事務所に飛び込みで聞いて見たところ、、、、

『あのー。個人の注文なんですけど。できますか?』

『いいんじゃない。いいとおもうよ。』
と、あっけない、返事です。

『じゃあ、今度、図面持って来ます!!』と言って帰ってきました。

後は図面を作るだけです。
そうすれば、図面をもとに打ち合わせもできますし
「ケーアイ工業」と両方で見積りを取って
安い方に発注をかければ良い訳です。


作 図

早速、連休を使い、図面を2枚ほど仕上げました。
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同様の物を、あと7〜8枚作れば、図面が完成しそうです。
年末年始に、時間を見つけて作図し
一月中には、発注がかけられるようにしようと思っています。
by tonnkiti2002 | 2005-12-26 23:42 | 焙煎機 | Comments(25)

Pen(雑誌)

a0042726_123130100.jpg『Pen[ペン]No.141』2004 11月15日発行
  阪急コミュニケーションズ



  1.
  今日はコーヒーとちょっとだけズレるんですけど、
  雑誌に載った時のお話です。

  雑誌の取材を受けた事がありまして。
  テーマがコーヒーでしたので、
  とんきち、喜んで取材をお受けしました。


もしこれが、プロの方だったら、取材の話がある時点で、
まず第一に営業の事を考えるでしょう。
そしてそれが商売にとってマイナスになると判断すれば、「お断り」となるのでしょうが
こちとら生粋の素人ですから、
一生に一度あるかどうかと言ったつもりの、勲章でも頂戴するようなつもりで、
取材をお受けすることにしたのです。

どうしてとんきちに話が来たか?
別に取り立ててコーヒーが優れていたわけでもなく、
名が通っていたからと言うわけでもありません。

・知り合いの知り合いが推薦してくれたから、
・東京に住んでいて雑誌の方が取材しやすかったから、

たったこれだけの理由だったと思われます。

その知り合いの知り合いと言う人は、
撮影用のインテリアや雑貨をセッティングするような仕事をしている人で、
「インテリアコーディネーター」と言うそうです。

雑誌の企画が決まると、編集者は、いろんな身近の人に声をかけて
「こんな人知らないか?」と言った具合に、取材対象を探しまわるようなんですね。
業界内で、人探しなどの助け合いのネットワークができているような気がします。
その人づての網の目に、
たまたま、引っかかったと言う事なんでしょう。
コーヒーに優れている素人なら日本じゅうに沢山いるわけですから、
このブログにコメントしてくるような人であれば、
当然みんな立派な取材対象になるはずなんですが、
とりあえず近場の人に声をかけて探しているわけです。

狭い世界の中で、苦労して雑誌も作られているんだなあ。と、
今ではそんなふうに思います。
・・・・・・・

2.
ある日突然、
普段連絡を取っていない知り合いから電話がありました。
「とんきちさん、コーヒー趣味だったよね?」
何だろなあと思いながら
「そうだよ。」と答えると。
「こんど、インテリアコーディネーターの○○さんから電話あるのでよろしく。」
と言う事でした。

すると翌日、
そのインテリアコーディネーターの○○さんから電話があって
「雑誌取材の件で相談を受けてまして、
 コーヒー関係でとんきちさんのことを紹介してもよろしいですか?」と言うので
「いいですよ。」と。

するとさらに数日後
今度は、雑誌の編集さんから、取材の申し込みです。

「○○さんから紹介を受けまして。雑誌のT田といいます。」
「コーヒーの目利きを探しているんですが、、」
「いやあー。ボクは目利きではないですよ。」
「自分のやっている事なら話せますが、あれよりこれがいいなんて言えないですもん。」
「とにかく一度お会いしていただけませんか。そのときいろいろお話を聞かせて下さい。」
・・・・
職場近くの一流ホテルのロビーで待ち合わせです。

「あのホテルのエビチリがうまいんですよ。中華でも食べなからドオですか」
なんてT田さんが言うものだから「取材ってすごいんだなあ」と、
最初っから呑まれっぱなしです。

当日は、シャワー浴び直して、
普段着慣れないスーツでばっちり決めまして、
30分前には到着してしまって、ホテルの廻りでうろうろ状態です。

携帯が鳴って、ロビーでT田さんと、ご対面です。

ヨレヨレジーンズのお兄ちゃんが、ロビーでニコニコしてます。
(テレビで見る番組スタッフのような感じ)
え?あれがT田さん。
おいおい。(こちとらスーツに着替えてきてんのによー)
と言うか、とんきち気合い入れ過ぎです。
T田さん来合い抜き過ぎです。
(一流ホテルだなんて言うんだもんなー)

第一印象オッケイかなーなんて思いながら、
案内されるがままに中華屋さんへ

舞い上がっちゃって、何食ったかあんまり覚えていません。

しかし、さすがプロです。話しを聞き出すのがうまいんです。
いつの間にか2時間も、閉店間際まで、コーヒーについてしゃべりっぱなし。
ノリノリに乗せられています。
(あの頃は、コーヒーについて話す相手もいなくて相当溜まっていたんだなと、
今なら思います。)

次回、正式な取材を行うことになりまして
つぎはT田さんの他に、ライターのY口さんが同席するそうです。

日曜日の午後に自宅で取材を受けました。
Y口さんがメモを取りながら、色々聞いてきます。
「とんきちさんとコーヒーとの出会いは?」
「どおやってコーヒーをいれているんですか?」
「はじめて行ったコーヒー屋さんでマスターと話すのはどうすればいいの?」
等々、、、、
時々T田さんが「あれは、ああだったんですよね。」なんて
前回の話をネタに、合いの手を入れてきます。
自作のコーヒーの道具の棚がありまして、それを見ていただいたり。
最後は、自分で焙煎したコーヒーをいれて差し上げて
取材の終了となりました。
(コーヒーいれるところが一番ドキドキしました。
 コンディションの良い豆を準備しようと一週間前からあれこれやっていたからです。
 幸いうまくいった様です。)

「後日またお伺いしますので、撮影用に道具を貸して下さい。」
「それから、そのとき顔写真を撮らせて下さい」
との事でした


また一週間後
T田さんと、今度は女性のカメラマンでした。
でっかい一眼レフのデジカメでもって、庭先で顔写真取られます。
その間T田さんは道具の荷造りです。
(取材もめんどくさいんですね。何回もあって、一回じゃあ済まないんです。
 紹介した人に恥をかかせてはいかんと思い、がんばりました。)
近所で昼飯をごちそうになり取材は一切終了です。

その後は、メールのやり取りで、原稿の校正を行ったりして
発売までのぎりぎりの日程で、物事が進んでゆきます。
・・・・・・

発売日です。
コンンビニに行くと、表紙に自分の焙煎機が出てるじゃないですか。
ちょっと感激です。
本文には、とんきちの「コーヒーの歴史とこれから」が
コンパクトにまとめて書かれています。
さすが、プロのライターです。
コーヒーの事全然知らなくても、それらしくまとめてしまうんですね。
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出だしの所をちょっとだけ引用するとこう書かれています。

『高校に入学してしばらくたった頃、
 (とんきち)さんは幼馴染みに
 「すごいコーヒー屋を見つけたんだ」と
 誘われ、たった6席しかない小さな
 コーヒー店に足を踏み入れた。
 四半世紀前のこと。』

早速、田舎の「小さなコーヒー店」のマスターにできた本を送ったり、
「幼馴染み」に送ったりしました。


3.
コーヒーをやってきた事を一つでも形に残すことができて
とても幸運だったなあと思います。

いろいろな方にお世話になってきたんだなあと、
感謝を新たにする雑誌取材でした。
by tonnkiti2002 | 2005-12-18 12:35 | | Comments(28)

小型焙煎機の作製 2 (撹拌翼)

攪拌翼について

小型焙煎機の撹拌翼についてです。

撹拌翼とは、シリンダーとかドラムとか呼ばれている筒状の回転体の中で、
火にあぶられている焙煎豆をかき混ぜる役割をする大切なパーツです。
半熱風であれ、直火であれ、焙煎の方式が変わっても、
生豆に均等に熱を与えるために、
よくかき混ぜながら熱する必要があるのです。

業務用などの焙煎機は、カバーに覆われていますから
普段は、その中にあるシリンダーや撹拌翼を見る事ができません。
小型焙煎機の作製に当たっては
撹拌翼をどのようなものにすれば良いのか?
ナゾの多い所です。

今日は、実際に撹拌翼を作ってみて、実験をして確かめたいと思います。


先行事例、目標

先行例としては
1.『C0FFEE ARCHIVE』TSUJIMOさん
自作焙煎機(半熱風)の中の、kickさんに紹介してもらったpdf.の図。

2.『モノクロ珈琲』sheafさん
井上製作所HR−11のシリンダー内部の写真

3.『移山房』で見せてもらったフジローヤルの内部
等々がありますが、

これらを参考に
1.よく撹拌する事。
2.ドラムを逆方向に回転させたとき、焙煎豆が排出されるようにする事。
この二つを目標にして考えを進めていきたいと思います。



実験装置

頭の中でいくら想像していても、わからないので
手回しの簡易装置を作って実験をする事にしました。

実際に「撹拌翼がどのように働いているのか?」
確かめようと思います。


実験装置は、これです。

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中が完全に見えるようになっています。
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東急ハンズをうろうろしているとき、
たまたまアクリル製の円筒を見つけて、この実験を思いつきました。
アクリルの筒の大きさはφ150mm×高さ200mmで
実際に予定している筒よりも、ひとまわり小さなものになっています。
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各部品は、本番用のものをそれぞれ利用しています
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シリンダーとシャフトをつないでいるのが『シャフトホルダー』です。

シャフトホルダーφ10

a0042726_20594798.jpg名称:縦型シャフトサポーター
メーカー名:オザック精工(株)
型番:SFW10
価格:1900円






フレームパイプ

a0042726_211090.jpgアルミパイプの端部にナットを仕込んで、
前面と後面のアクリル板をネジ止めできるような
フレームパイプを4本作りました。







スチロール板を翼の形に切り抜いて、筒の中にセロハンテープで貼付け、
生豆200gを実際に入れて回転させてみる事にします。




撹拌翼の形状

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図1のように、円筒形の断面は、楕円形です。
図2の様になるように職場のK山君にCADで書き出してもらい、撹拌翼の基本形としました。
(K山くん、ありがとう。)




実験


A.
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羽を四枚螺旋状になるように貼付けます。

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回転方向を変える事によって、豆が奥から手前に移動し素早く排出する事ができました。
問題点としては、焙煎時に豆の位置が奥の方に偏りすぎていることがあると思いました。



B.
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羽を中央で半分に切りずらして貼付けました。中央に隙間を作り豆のかたよりを防ごうとしたのです。

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豆の片寄りが少なくなりましたが、完全に良くなったと言うほどではありません。
豆の排出は、残りなく行われますが、Aに比べて時間がかかる様です。


その他
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その他いくつかのタイプで試してみましたが、結論としては、AまたはBが現在有力であると思われます。

またその他の問題点として、全面パネルと撹拌翼の間に豆が挟まり、回転に引っかかりが出る場合があるので、全面パネルと羽の隙間の距離は5mm〜10mmの間で調整が必要と感じました。また排出口にも豆が引っかかる事があるので改良が必要と成りそうです。


まとめ

・豆の排出は回転方向を変える事により楽に行える事がわかった。
・AまたはBで検討する。
・豆の引っかかりを防ぐ調整が必要。
・スプリングタイプの蝶番は有効である事がわかった。

以上,予想より良くできたなー。と思います。
とんきちでした。
by tonnkiti2002 | 2005-12-12 03:36 | 焙煎機 | Comments(22)

小型焙煎機の作製1


はじめに

小型焙煎機を作ろうと思い立ったのは、今からちょうど一年ぐらい前。
思い立ってから半年くらいは、図面を書いたり、部品を探したりして
精力的に取り組んでいたのですが、
その後は、未完成のままで、ほったらかしにしていたのです。
前回、手回し焙煎機の改造が一段落しましたので
ここらでもう一度、小型焙煎機の作製に取り組もうと思い直しました。

今回は、おさらいと言う事で
半年ほど前の製作が、どこまで進んでいたか、どんな事を考えて作っていたか、
その辺をここでまとめて置きたいと思います。


きっかけ

きっかけは、なんと言っても、
ノンタンさんの『フレーバーコーヒーのホームページ』で紹介されている
「煎っ太郎」をはじめとする一連の小型焙煎機の改造シリーズでしょう。
手回し焙煎機では、焙煎の再現性や作業性に限界を感じていましたし
かと言って、本チャンの焙煎機は買えないと思っていましたので、
ノンタンさんの手法を見て、自分もなんとかできないかと、かねがね思っていました。

それから、決定的だったのは、
tujimoさんの『COFFEE ARCHIVE』で紹介されている自作の焙煎機です。
ここでtujimoさんは、ネットでの部品の調達、板金加工の外注と言う方法で
見事に、シンプルな小型焙煎機を完成させています。
ノンタンさんの所で「自分には金属加工ができそうにもないなあ」と思っていただけに
「tujimoさんの方法ならできそうだ!!」と思い、作製に着手したのでした。


目標

・焙煎能力500g程度
・シリンダーの交換可能(直火→半熱風)
・シリンダーと炎の距離の調整
・シリンダーの回転数の調節 
・排気量の調節
・デジタル温度計による釜内の温度測定
・微圧計によるガス圧の微調整
・LPガス使用  ・100Vの電源でモーター駆動
・その他/キャスター付きで移動可能、チャフ受けの引き出し、テストスプーン等々

色々欲張ってみましたが、「できる所まではやってみたいなあ」と思っていたわけです。
予定としては、1号機はコスト無視の実験機、2号機以後は簡易な実用機、と考えていました。


進め方

方針が外注による製作ですから、相手にわかるような図面が必要です。
図面を起こすには、部品の寸法がわからなければ、書き様がないのです。
また、立体のイメージが湧かずに細部に不具合が出る事も考えられますので
実物大の模型を作りながら製作を進める事としました。

製作の順番としては、

イメージスケッチ
  ↓
 部品調達
  ↓
 作 図
  ↓
 実物大模型

となり、問題があれば元に戻って、同じ事の繰り返しで修正していきます。


スケッチ

なにぶん1年前の事なので、どの段階でのスケッチか忘れてしましましたが
メモ帳に書いていた、思いつきのあれこれを集めてみました。


全体のイメージ   ボディーの展開図         ボディーの構想  テストスプーン
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モーターの取付    キャスター             操作盤
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後日、『COFFEE JANKIES』のrucolaさんの所にも似たような絵があって、ビックリした事があります。
それから、自分だけのアイディアかと思って喜んでいると、井上製作所にも似たような所があって、がっかりした事もありました。



部品の調達

・ベアリング(ピローブロック)

a0042726_22513691.jpgメーカー名:FYH
商品名:ベアリングブロック
型番:UFJ000J
備考:中心軸がφ10のもの、ドラムの軸受けに使う
価格:710円×2
  (民伝動機 http://tamiden.com/)






・モーター(モーター/ギアヘッド/コントロールユニット)

a0042726_2332318.jpgメーカー名:オリエンタルモーターhttp://www.orientalmotor.co.jp/index.html
商品名:ACスピードコントロールモーター
型番:モーターUS206-401/ヘッドギア2GN9K
   コントローラーSOL2M4
備考:シリンダーの回転数を調整できる。
   可変速度範囲(US206-401の場合)
   高速155r/m 低速5r/m
価格:モーター13700円/ヘッドギア4600円
   コントローラー2210円
                       (民伝動機 http://tamiden.com/)


・カップリング

a0042726_23273797.jpgメーカー名:?
商品名:カプリコンミニ
型番:MST-20、8×10
備考:モーター軸φ8とシャフトφ10を直接連結す
  る。弾力性があり芯がずれてもある程度許容
  できる。
価格:2500円
  (民伝動機 http://tamiden.com/)



・バーナー

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メーカー名:山岡金属工業(ヤマキン) 商品名:家庭用たこ焼器「こだま」
型番:Y-03D ,LPガス用  備考:ノンタンさんのページを参考に採用した。
価格:?(東急ハンズ新宿店)


・微圧計

a0042726_23551359.jpgメーカー名:MTB
サイズ:φ75(外径)
範囲:0〜5kpa
備考:三田計器社で直接買った。http://www8.ocn.ne.jp/~mitakeki/
価格:?





・デジタル温度計

a0042726_045394.jpgメーカー名:ドリテックhttp://www.dretec.co.jp/
商品名:クッキング温度計
型番:0-203
備考:使用温度範囲−30°〜+250°
  既製品のケースを交換して小型化を図った。
価格:2360円(東急ハンズ新宿店)







モックアップ(実物大模型)

紙とスチロールパネル(2mm)。木またはプラスチック製のアングルを使って
実物大の検討用模型を作ってみました。

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バーナーの取り付けです。
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上下にスライドし、蝶ネジで固定するように考えました。

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前面パネルの様子です。左が操作盤になります。
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操作盤は、上が温度表示,中が回転方向の切り替えスイッチ,下が回転速度のダイアルと、電源スイッチになります。
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後ろ面のモーター取り付け状況です
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カップリングによるモーターとシャフトのジョイントです。
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微圧計の配管です。これを本体のボディー右に取り付けようと思います。
操作や調整が全て前面に来るように考えました。
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図面

a0042726_0555213.jpg図面は、CADの扱いがわからないものだから、もっぱら方眼紙に手書きとなります。『へたくそでも相手に伝われば良い』『これは作業する方への指示書である』と言う方針で、開き直っています。
少なくても必要な寸法はみんな盛り込まなければと思い、何度も書き直しをしています。









まとめ

本当は、完成させてからレポートしたかったんですが、
自分へのプレッシャーをかける意味でも、中間発表といたします。
かけ声倒れにならない様、完成までなんとか漕ぎ着けようと思っております。
その節には、またこの場でレポートさせていただく所存でございます。
なにとぞ今後ともよろしくお願いいたします。

とんきちでした。
by tonnkiti2002 | 2005-12-05 01:14 | 焙煎機 | Comments(23)